恋愛コミュニケーション

マッチングアプリの最初のメッセージは何を送る?男性向け2〜3行の作り方と例文

マッチした直後、「よろしくお願いします」だけでよいか迷う男性向け。プロフィールから話題を一つ選び、答えやすい質問を添えた初回メッセージの作り方を、例文・NG文面の直し方・送信前チェックとともに解説します。

執筆・編集 ・

マッチした直後、入力欄を開いて「よろしくお願いします」と書いたものの、短すぎる気がして消す。考え直しているうちに送れなくなる――これは初回メッセージで起こりやすい典型的な場面です。

マッチングアプリの最初のメッセージで男性が送る内容は、次の2〜3行を基本にすれば十分です。

はじめまして、マッチありがとうございます。 プロフィールの「固めのプリンが好き」という部分が気になりました。 最近食べておいしかったお店はありますか?

順番は「挨拶とお礼→プロフィールの具体的な一点→答えやすい質問一つ」です。返信を保証する型ではありませんが、挨拶だけよりも関心が伝わり、長い自己紹介より相手の負担を抑えられます。

マッチングアプリの最初のメッセージは2〜3行で組み立てる

神奈川県が公開した利用者226人への調査では、80.5%が最初に送るメッセージに悩んだ経験があると回答しました。第一印象が良い特徴として、マッチングへのお礼、プロフィールを読んだと分かる質問、2〜3行程度の文章などが挙げられています。一方、短すぎる文章、タメ口、質問がなく会話を続けにくい文章は、印象が良くない特徴として多く選ばれました。ただし、これは男女混合の印象調査であり、実際の返信率を証明するものではありません。神奈川県「マッチングアプリでの最初のメッセージ」

2〜3行は厳密な文字数ではなく、「挨拶だけより具体的で、長い自己紹介より短い」という目安です。画面上で読みやすい長さに整えましょう。

プロフィールから触れる一点を選ぶ

「プロフィールに触れる」とは、無理に褒めることではありません。相手が自分で公開した情報から、会話にしやすい具体的な一語を拾うことです。

選びやすいのは、趣味、映画や音楽、料理、旅行先、ペット、休日の過ごし方です。次の3条件で選ぶと迷いにくくなります。

  • 相手がプロフィールで自分から公開している
  • 自分が本当に少しでも関心を持てる
  • 個人情報や容姿に踏み込まずに尋ねられる

たとえば「旅行が好き」だけでなく、「金沢の写真が気になりました」のように固有の情報を一つ使います。共通点がなければ、作る必要はありません。「僕も同じです」と装うより、「詳しくないのですが、気になりました」と正直に書くほうが自然です。

プロフィール情報が少ない場合は、公開されている料理、風景、ペットなどから一つ選びます。それもなければ、「休日は家でゆっくりする派ですか、外出する派ですか?」のような軽い二択を一問だけ尋ねましょう。

質問はスマホですぐ答えられる一問にする

初回の質問は、相手がスマホ上で10秒ほど考えれば答えられる内容を目安にします。10秒は説明上の基準であり、調査で確認された最適値ではありません。

「映画は好きですか?」「最近は何を観ましたか?」「おすすめは?」と三つ並べると、どこまで答えるか迷わせてしまいます。「最近観てよかった作品はありますか?」の一問にまとめれば十分です。

初回では、住所、勤務先、最寄り駅、収入、恋愛歴、性的な内容などは避けます。容姿や体型だけを話題にするのも控えましょう。神奈川県の別調査では、個人情報や私生活へ深く踏み込む話題、容姿・体型の話題が、デートに行きたくないと感じ得る内容として挙げられています。神奈川県「マッチングアプリでの最初のメッセージ」

話題別の初回メッセージ例文

例文は丸ごとコピーせず、相手のプロフィールにある固有語を一つ入れ替えて使います。

映画

はじめまして、マッチありがとうございます。 映画がお好きなんですね。最近観てよかった作品はありますか?

旅行

はじめまして、マッチありがとうございます。 金沢の写真が素敵で気になりました。旅行で特によかった場所はどこですか?

食べ物

はじめまして、マッチありがとうございます。 カレー巡りがお好きなんですね。甘口と辛口ならどちらをよく選びますか?

音楽やペット

はじめまして、マッチありがとうございます。 プロフィールにあるバンドを僕も聴きます。特に好きな曲はありますか?

はじめまして、マッチありがとうございます。 猫の写真が印象に残りました。どんな性格の子ですか?

共通点が見つからない場合

はじめまして、マッチありがとうございます。 もっとお話ししてみたいと思いました。休日は家で過ごすことと外出、どちらが多いですか?

失敗しやすい文面のサインと直し方

「よろしく!」だけ送る

気づくサイン: 相手固有の情報も質問もない。

直し方: お礼の後に、プロフィールの一点と一問を加えます。

マッチありがとうございます。カフェ巡りがお好きなんですね。よく選ぶのはコーヒーと紅茶のどちらですか?

いきなりタメ口で距離を縮める

気づくサイン: 初対面なのに「どこ住み?」「会おうよ」と書いている。

直し方: まずは敬語を使い、公開された話題から始めます。

マッチありがとうございます。写真の料理が気になりました。よく作るメニューはありますか?

容姿だけを褒める

気づくサイン: 「かわいい」「タイプ」以外に内容がない。

直し方: 外見の評価ではなく、本人が紹介している趣味や関心を会話の入口にします。

読書がお好きなんですね。最近読んで面白かった本はありますか?

質問を詰め込む

気づくサイン: 疑問符が二つ以上ある、質問が面接のように並んでいる。

直し方: 最も軽く答えられる一問だけ残します。質問一つは恋愛の絶対的な法則ではなく、初回の返信負担を小さくするための目安です。

すぐ会う、LINE交換を求める

気づくサイン: 初回から日時や連絡先を迫っている。

直し方: まずアプリ内で一つの話題を交わします。会うこと、通話、連絡先交換は、それぞれ相手の希望を確かめてから提案します。

送信前の10秒チェック

送る直前に、次を確認します。

  • 最初は敬語になっている
  • 相手固有の情報が一つある
  • 質問は一つだけで、短く答えられる
  • 2〜3行程度に収まっている
  • 個人情報、容姿、恋愛歴へ踏み込んでいない
  • 会うことや外部連絡先の交換を急いでいない
  • 事実ではない共通点を作っていない

消費者庁も、相手を信頼できるまでは住所や勤務先などの個人情報を安易に伝えず、外部サービスへの誘導に注意するよう案内しています。消費者庁「マッチングアプリ調査結果」

返信がなくても追及や連投はしない

丁寧に送っても、返信が来ないことはあります。相手の利用状況や相性なども関係するため、未返信だけで文面が悪かった、嫌われた、脈がないと断定はできません。

マッチ成立は、返信、連絡先交換、通話、面会への同意ではありません。相手には返信しない、誘いを断る、アプリ内だけで話す、やり取りを終了する選択があります。返事がないときは、理由を問い詰めたり同じ内容を連投したりせず、相手のペースを尊重しましょう。自分が不快感や違和感を覚えた場合も、利用中のアプリの最新ルールを確認し、ブロックや通報機能を使って構いません。

今日できる小さな一歩は、相手のプロフィールを開き、会話に使えそうな固有語を一つだけメモすることです。その一語を「お礼」と「答えやすい一問」で挟めば、最初のメッセージは完成します。